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【眼鏡とレンズのお話】Vol.5 スマホ老眼のお話

更新日:2023年10月11日


意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。


Vol.5 スマホ老眼のお話


最近、20代・30代の方の中で、「近くがぼやけて見える、ピントが合わない」と言った老眼のような症状でお悩みになられている方が増えています。

これは、スマートフォンなどの長時間使用による「スマホ老眼」と呼ばれる症状で、手元(20㎝位)のスマートフォンなどを長時間見続けたことによって、眼のピントを調節する筋肉の緊張状態が続き、ピント調節が行いづらくなる事を指します。 「スマホ老眼」の場合、症状は一時的なことが多く、一日寝ると元どおりになっていることが多いのも特徴です。 快適な視生活をお送りいただくため、今回は「スマホ老眼」についてお話します。



 

1.スマホ老眼とは


最近、20代・30代の若い人たちの中で、近くが見えずらいなどといった老眼のような症状でお悩みになられている方が増えています。

これは、スマートフォンなどの携帯端末の長時間の使用による「スマホ老眼」と呼ばれる症状で、近距離のスマートフォンを見続けることで眼の筋肉が緊張する状態が続き、ピント調節が利かなくなる事をいいます。

若い世代に見られる「スマホ老眼」の場合、症状は一時的なことが多く、疲れの度合いによって視力が安定しないことも特徴の一つです。


○スマホ老眼の原因


私たちが物を見るときには、その対象物の距離に応じて、自動でピントを合わせています。 ピント調節に関係するのは、眼の中にある「水晶体」とその周りにある筋肉「毛様体筋」です。毛様体筋を緊張させたり緩めたりする事で、水晶体の厚みを変化させて、ピント調節を行います。

一般的な老眼は、加齢により水晶体が固くなったり、毛様体筋が衰えたりすることでピント調節機能が低下した状態ですが、スマホ老眼は、至近距離でスマートフォン等を見続けることにより、毛様体筋が凝り固まって、ピント調節が上手くできなくなってしまう状態です。

スマートフォンの操作では、パソコン操作時よりもさらに近い距離となり、小さい画面を長時間凝視してしまいがちです。 そのため目に大きな負担がかかり、筋肉疲労を起こしやすいと言えます。




2.スマホ老眼におすすめのレンズ


現在、スマートフォンやパソコンなどを見る機会が増えており、目にかかる負担が疲れ目や眼精疲労が増加する原因となっております。

疲れ目の原因として、近視用メガネを掛けると遠くのものが良く見えますが、遠くから近くへピントを合わせる際、より多くの力が必要となり、その力を「調節力」といいます。

したがって、近視用のメガネを掛けて、パソコンやスマホなどの近い距離の物を長時間見続けると、眼精疲労を引き起こしてしまいます。

スマホやパソコンの画面を見る際、メガネを外したり、メガネの度数を弱くするといった対策を取られる方がいらっしゃいますが、そのような対応は手間がかかるばかりか、本来必要な視力を得ることはできません。





『調節サポートレンズ』について


疲れ目の軽減を考えたレンズが調節サポートレンズとなります。 目の負担を軽減させるため、レンズ下部に、スマホなどの近くを見るときにピント調節をサポートするポイントを設けております。





遠方に関してはレンズ上面、近方を見る際はレンズの下面で物を見ることで、ピント調節をサポートし疲れ目を軽減いたします。






『調節サポートレンズ』についてお気軽にお問い合わせください。

当店では、専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりを丁寧にカウンセリングし、最適なメガネフレームやレンズをご提案いたします。


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