理想の掛け心地を叶えるために
「理想の掛け心地を追求したい」その想いから、金属研究の世界的権威である東北大学金属材料研究所との8年に亘る研究開発により、新素材エクセレンスチタンを完成させました。エクセレンスチタンは、「しなやかなバネ性」、「形状記憶性」、「優れた加工性」といった、眼鏡にとって理想的な特徴を持ち、さらに、眼鏡の素材として世界初のニッケルを含まない形状記憶チタン合金です。
この素材を使用することで、包み込むようにソフトな掛け心地で、しかもその掛け心地が長く持続するという、まさに眼鏡にとって理想的なベネフィットを兼ね備えることができるようになりました。
最先端の技術と熟練の技術から生まれる、こだわりのメガネフレーム
研究開発がもたらす、至高の心地よさ
20年に亘る頭部形状の研究では、国立研究開発法人産業技術総合研究所の協力も得て、日本をはじめ海外各エリアの頭部を測定しデータ化、より適切なサイズ設計が可能になりました。また、メガネを掛けた際に心地よいと感じる最適な状態についても、独自に設定し数値化、製品にその状態が再現されるよう、緻密に設計・製造しています。あらゆる方向性から快適性を追求し続けたその成果が、至高の掛け心地につながっています。
人の手がつむぐ美しさ
シャルマン独自の技術であるネオⅡは、他の色彩表現では不可能な箇所にも、様々な彩りを施すことができます。この技術は人の手による繊細な手作業でなくては塗ることができない、まさに職人芸の極致です。
最先端の製造技術と、最高峰の職人技術。この二つが合わさることで、シャルマンのこだわりの製品が完成します。
素材の特性を最大限に活かす、レーザ微細接合
理想のメガネフレームの追求から、大阪大学接合化学研究所とともに5年の研究を行い、シャープペンシルの芯ほどの細い線を接合できる「レーザ微細接合」技術を開発しました。しなやかさやバネ性など、金属素材の特性を活かしたまま接合できるこの技術は、強度も増すことができ、これまでになく美しく繊細なフレームデザインが可能になりました。
鯖江から世界へ、最高の掛け心地を
シャルマンは、1956年にメガネフレーム部品メーカーとして誕生。その後、完成品を作るために必要な全工程を内製化した一貫生産システムを構える、総合メガネフレームメーカーへと進化を遂げました。
また、世界市場における販売・生産網の確立、マーケティング活動、各国展示会への出展など、グローバルな活動を続け、世界6か所にデザインオフィスを構え、約100カ国に年間400万本以上のメガネフレームを販売する世界有数の総合メガネフレーム企業へと成長することができました。そして2009年、未体験の心地よさを創造する次世代のメガネフレーム素材「エクセレンスチタン」の技術開発、製品化に成功。
私たちシャルマンは、世界的なマーケティング活動を行い、技術、デザイン、製造工程等メガネフレームの製造・販売のあらゆる分野において、継続的な改革を続けております。